メジャーでも観たかった…MLBに行かなかった歴代選手6人。日本球界を席巻した大物たち
2025/02/07 NEW
産経新聞社
岩瀬仁紀
・投打:左投左打
・身長/体重:181cm/84kg
・生年月日:1974年11月10日
・経歴:西尾東高 – 愛知大 – NTT東海
・ドラフト:1998年ドラフト2位
プロ野球史上最多となる通算1002試合登板、407セーブを記録し、今年1月に野球殿堂入りを果たした岩瀬仁紀。メジャーリーグでの活躍が見たかった選手の1人だろう。
NTT東海から1998年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーからセットアッパーを担うと、65試合の登板で防御率1.57と好成績を残し、最優秀中継ぎ投手に輝いた。
2004年からはクローザーを任されると、翌2005年には46セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。翌年以降も中日の絶対的守護神として安定した成績を残し続けた。
代名詞となった鋭く曲がるスライダーを武器に抜群の安定感を誇り、当時の落合博満監督からも絶大な信頼が寄せられた。
現役生活20年間で5度のセーブ王を獲得。加えて、プロ1年目から15年連続50試合登板をクリアするなど、“鉄人”ぶりが光った岩瀬。
中日一筋でキャリアを終えたため、メジャー移籍はなかったが、MLBの舞台でも活躍していた可能性は高いだろう。
【了】