ついに“崖っぷち”か…プロ野球、2025年が正念場となるドラフト1位入団の選手6人
2025/02/10 NEW
産経新聞社
中村奨成
投打:右投右打
身長/体重:181cm/84kg
生年月日:1999年6月6日
経歴:広陵高
ドラフト:2017年ドラフト1位
プロ8年目の今季、何がなんでも結果を求められるのが中村奨成だ。
広陵高では強打の捕手として名を馳せ、3年夏の甲子園で大活躍。同大会で1大会6本塁打という金字塔を打ち立てた。
その後の2017年ドラフト会議では、地元の広島東洋カープと中日ドラゴンズが1位指名。抽選の末に広島が交渉権を得た。
プロでは外野手にも挑戦し、高卒4年目の2021年には一軍で39試合に出場。同年は打率.283、2本塁打、5打点、3盗塁と確かな成長を見せ、レギュラー奪取を期待されていた。
しかし、翌2022年以降は成績が低迷。ファームでは打率3割に迫る成績を残す一方、一軍の壁に跳ね返されてきた。
昨季もファームでは74試合の出場で打率.278を残したが、一軍では30試合の出場で打率.145。出場試合数こそ増やしたものの、アピール不足に終わったことは否めない。
そんな中、今年の春季キャンプは一軍スタート。プロ8年目を迎える2025年はドラフト1位の意地を見せ、存在感を発揮できるだろうか。