今季年俸は“大幅ダウン”…プロ野球、2025年は大減俸で契約した一流選手6人
2025/02/16
産経新聞社
美馬学
投打:右投左打
身長/体重:169cm/75kg
生年月日:1986年9月19日
経歴:藤代高 – 中央大 – 東京ガス
ドラフト:2010年ドラフト2位
昨季はキャリア初の0勝に終わった美馬学。悲壮感を胸に、2025年シーズンを迎えることになる。
美馬は、藤代高、中央大、東京ガスを経て、2010年ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。
プロ2年目から頭角を現し、同年は23試合の一軍登板で8勝をマーク。中でも2013年の日本シリーズでの活躍は目覚ましく、2勝を挙げて同シリーズのMVPに輝いた。
さらに、2017年には26試合の登板で11勝8敗、防御率3.26の好成績をマーク。チーム内で存在感を発揮していた。
そんな中、2019年オフに国内FA権を行使し、千葉ロッテマリーンズに移籍。移籍1年目に19試合の登板で10勝を挙げると、2022年は20試合の登板で10勝6敗、防御率2.91と安定した成績を残した。
しかし、昨季は開幕から絶不調に陥り、同年はわずか3試合の一軍登板で0勝。同年オフの契約更改では、減額制限を大幅に超えるダウン提示を受けた。
不退転の覚悟で臨む2025年、移籍当初のような活躍が求められるだろう。