今季年俸は“大幅ダウン”…プロ野球、2025年は大減俸で契約した一流選手6人
2025/02/16
産経新聞社
大野雄大
投打:左投左打
身長/体重:184cm/85kg
生年月日:1988年9月26日
経歴:京都外大西高 – 佛教大
ドラフト:2010年ドラフト1位
復活を期すベテラン左腕・大野雄大も大幅減俸となった1人だ。
佛教大では、1年秋から個人通算16連勝を記録。大学屈指のサウスポーとして注目され、2010年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した。
プロ3年目から先発ローテーションに定着し、同年から3年連続で2桁勝利をマーク。左腕エースとしての地位を築いていった。
その後は不振に悩まされる時期もありながら、2019年には25試合の登板で9勝8敗、防御率2.58の成績で最優秀防御率を受賞。同年9月14日の阪神戦では、ノーヒットノーランを達成した。
翌2020年には20試合の登板で11勝6敗、148奪三振、防御率1.82の好成績で最優秀防御率・最多奪三振を獲得。さらには10完投・6完封の成績が評価され、沢村賞にも輝いた。
チームの先発投手陣を牽引し、腕を振り続けてきた大野。しかし、直近2年間はわずか10試合の登板にとどまり、かつての投球は影を潜めてしまった。
昨オフの契約更改では、減額制限超えのダウンとなった。プロ通算100勝まで残り14勝と迫っているだけに、今季の復活が期待される。