メジャーでも観たかった…MLBに行かなかった歴代選手(3)「メジャーに1番近い男」でも…?
2025/02/24 NEW
産経新聞社
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近年は多くの日本人選手が海を渡り、メジャーリーグの舞台で活躍している。長いプロ野球の歴史を振り返ると、「もしメジャーに挑戦していれば、どのような成績を残していたのか?」と想像が膨らむ選手も少なくない。そこで今回は、MLBでのプレーを観たかったとの声も多い歴代選手を紹介したい。
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秋山幸二
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/86kg
・生年月日:1962年4月6日
・経歴:八代高
・ドラフト:1980年ドラフト外
1987年に43本塁打、38盗塁を記録し、プロ野球史上初の「40‐40」にあと一歩まで迫った秋山幸二。走攻守で圧倒的なパフォーマンスを発揮し、“メジャーに1番近い男”と称された。
1980年ドラフト外で西武ライオンズに入団した秋山は、高卒5年目となる1985年からレギュラーに定着し、40本塁打をマークした。
同年から9年連続で30本塁打以上、8年連続で2桁盗塁をクリアするなど、高い身体能力を誇った。
特に1989年には打率.301、31本塁打、99打点、31盗塁と傑出した成績をマークし、史上5人目の“トリプルスリー”を達成した。
外野守備でもスピードを活かした広い守備範囲と強肩で、ゴールデングラブ賞に計11回選出されるなど、日本球界屈指の万能外野手として名を馳せた。
ただ、秋山が活躍した時代は現代のようにメジャーリーグに挑戦する選手がほとんどなく、また、FA取得時にはすでに33歳を迎えていたことから、メジャー移籍は実現しなかった。
しかしながら、メジャーリーグで大活躍してもおかしくない成績を残したといっても、過言ではないだろう。
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