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メジャーでも観たかった…MLBに行かなかった歴代選手(4)“米球界注目”もわずか9年で

2025/02/27 NEW

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産経新聞社



(左から)落合博満、江川卓、清原和博

プロ野球 最新情報

 近年は多くの日本人選手が海を渡り、メジャーリーグの舞台で活躍している。長いプロ野球の歴史を振り返ると、「もしメジャーに挑戦していれば、どのような成績を残していたのか?」と想像が膨らむ選手も少なくない。そこで今回は、MLBでのプレーを観たかったとの声も多い歴代選手を紹介したい。

 

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江川卓

巨人・江川卓
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/90kg
・生年月日:1955年5月25日
・経歴:作新学院高 – 法政大
・ドラフト:1978年ドラフト1位
 
 高校時代から異彩を放ち、プロ野球生活は9年間と短命だったものの、8年連続で2桁勝利を挙げた江川卓。もし海を渡っていたら、どのような成績を残していたか想像が膨らむ投手だろう。
 
 作新学院高時代には、公式戦で9度のノーヒットノーランを達成するなど、“怪物”と呼ばれた江川。入団拒否や様々な経緯を経て、1979年に読売ジャイアンツに入団した。
 

 
 プロ1年目こそ9勝に終わったが、翌1980年から引退した1987年まで8年連続で2桁勝利をマーク。
 
 特に1981年は31試合登板、20完投、7完封、20勝6敗、221奪三振、防御率2.29と傑出した数字を残し、投手4冠(防御率、勝利、勝率、奪三振)に輝いた。
 
 右肩痛が引退のきっかけとなったが、全盛期は無尽蔵のスタミナを誇り、1982年には31先発のうち、24試合で完投を記録している。
 
 また、ストレートとカーブの2球種ながら、打者を圧倒し、奪三振を量産した。メジャーの強打者にも通用していたのか、対戦を見てみたかった投手だ。

 

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