ブレイク必至!? 中日が誇るスター候補選手6人。2025年期待のプロスペクトは?
2025/02/17
産経新聞社
尾田剛樹
投打:左投左打
身長/体重:175cm/74kg
生年月日:2000年8月3日
経歴:高野山高 – 大阪観光大 – BC・栃木
ドラフト:2023年育成選手ドラフト3位
プロ1年目の昨季、開幕直前に支配下契約を勝ち取った尾田剛樹。今季の外野手争いに割って入りたいところだ。
独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスから、2023年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。俊足の外野手として、プロの世界に入った。
昨春のオープン戦から18試合に出場し、2盗塁を記録するなど持ち味を発揮。開幕直前の3月25日には支配下契約を手にし、開幕一軍にも入った。
4月2日の巨人戦では代走として出場し、挟まれる形となりながらも、タッチを交わしてプロ初盗塁をマーク。
一方、5月6日の巨人戦では「8番・中堅」でプロ初スタメンに名を連ねたが、4打数0安打。また、同14日の阪神戦では代走として出場するも、牽制アウトに。昨季は打撃面や走塁面に課題が残り、65試合の出場で11打数0安打、4盗塁の成績だった。
それでも、10月の「みやざきフェニックス・リーグ」では躍動。同18日の四国IL選抜との試合では4つの盗塁を決めるなど、10試合の出場で打率.382(34打数13安打)、2打点、7盗塁の好成績を収めた。
さらに、11月には「2024アジアウインターベースボールリーグ」に派遣されると、16試合の出場で打率.302(43打数13安打)、2打点、6盗塁をマーク。持ち味の走力は無論、打撃面でも成長を見せている。
今季は、レギュラーの細川成也が一塁で起用される可能性があり、外野の枠が空くことも考えられる。2025年シーズンは走塁のみでなく打撃でも結果を残し、レギュラー奪取に期待したい。