メジャーでも観たかった…中日、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/02/19
産経新聞社
浅尾拓也
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/78kg
・生年月日:1984年10月22日
・経歴:常滑北高 – 日本福祉大
・ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト3巡目
短い現役生活であったが、全盛期には傑出した数字を残した浅尾拓也。海を渡っていたら、どのような成績を残していたのか、想像が膨らむ投手の1人だ。
2006年大学生・社会人ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューし、早くからセットアッパーに定着した。
2010年は59ホールドポイント(12勝47ホールド)のNPB最高記録を樹立し、最優秀中継ぎ投手に輝いた。
翌2011年には79試合に登板し、7勝2敗10セーブ45ホールド、防御率0.41と圧巻の成績を収め、2年連続で最優秀中継ぎ投手を受賞。さらに同年は救援投手として異例のゴールデングラブ賞、シーズンMVP(最優秀選手)にも選出された。
だが、2012年以降は右肩の故障に苦しみ、一軍登板が減少。2018年に33歳の若さで現役引退となった。
晩年は故障に泣き、日本でキャリアを終えたが、150キロ超のストレートと鋭く落ちる高速フォークで圧倒する投球は、メジャーの強打者にも通用していたであろう。