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メジャーでも観たかった…中日、MLBに行かなかった歴代選手6人

2025/02/19

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産経新聞社



岩瀬仁紀

中日・岩瀬仁紀
・投打:左投左打
・身長/体重:181cm/84kg
・生年月日:1974年11月10日
・経歴:西尾東高 – 愛知大 – NTT東海
・ドラフト:1998年ドラフト2位
 
 NPB史上最多となる通算1002試合登板、407セーブを記録した岩瀬仁紀。日本でキャリアを全うしなければ成し遂げられなかった大記録だが、一方でメジャーリーグでの活躍も見たかった選手の1人だろう。
 
 1998年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーからセットアッパーに定着し、65試合登板、10勝2敗、防御率1.57の好成績を収めた。
 

 
 その後も安定した数字を残し、2004年から守護神に抜擢。翌2005年から2年連続で最多セーブに輝いた。
 
 最終的に20年の現役生活で5度のセーブ王を獲得。さらにプロ1年目から15年連続50登板をクリアするなど、“鉄人”ぶりを発揮した。
 
 今年1月にイチロー氏とともに野球殿堂入りを果たした岩瀬。中日一筋でキャリアを終えたため、メジャー移籍はなかったが、代名詞となった鋭く曲がるスライダーは間違いなくメジャーリーグでも通用していただろう。

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