メジャーでも観たかった…中日、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/02/19
産経新聞社
和田一浩
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/90kg
・生年月日:1972年6月19日
・経歴:県立岐阜商 – 東北福祉大 – 神戸製鋼
・ドラフト:1996年ドラフト4位
レギュラー定着が30歳以降と大器晩成のキャリアを描いた和田一浩。40代となっても、衰えを感じさせない打撃を見せていた。
1996年ドラフト4位で西武ライオンズに入団した和田。プロ入り当初は捕手登録だったが、打力を生かし、外野にコンバートすると、30歳を迎えた2002年にレギュラーに定着した。
同年から3年連続で30本塁打をクリアし、2005年には首位打者(.322)、最多安打(153本)の打撃2冠に輝いた。
2007年オフに中日ドラゴンズにFA移籍。以降も好成績を維持し、2010年には全144試合出場、打率.339、37本塁打、93打点、OPS1.061の活躍でシーズンMVP(最優秀選手)を獲得した。2015年に通算2000安打を達成し、同年限りで現役を引退。
独特な打撃フォームだったが、ミート力が高く、弾丸ライナーでスタンドに放り込むパワーを兼ね備えた。
メジャーでも活躍できる能力を持っていたが、遅咲きだったこともあり、海外移籍は実現しなかった。
【了】