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ブレイク必至!? 巨人が誇るスター候補選手6人。2025年期待のプロスペクトは?

2025/02/20

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産経新聞社



浅野翔吾

巨人・浅野翔吾
投打:右投右打
身長/体重:171cm/86kg
生年月日:2004年11月24日
経歴:高松商
ドラフト:2022年ドラフト1位
 
 将来の主砲候補である浅野翔吾。昨季は大器の片鱗を示し、ブレイクを予感させた。
 
 名門・高松商で高校通算68本塁打を記録し、2022年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。スラッガー候補として、大きな期待を受けた。
 

 
 高卒1年目から一軍を経験すると、8月18日の広島戦でプロ初ホームランを記録。同年は一軍で24試合に出場し、打率.250(40打数10安打)、1本塁打、2打点の成績を残した。
 
 高卒2年目の昨季は、開幕を一軍で迎えた。しかし、4月6日終了時点で9打数0安打と結果を出せず、同8日にファーム降格となった。
 
 以降はファームで長い間を過ごし、一軍に帰ってきたのは8月12日。すると、再昇格直後から結果を出し始めた。
 
 同14日の阪神戦では「8番・右翼」でスタメンに名を連ねると、チームを勝利に導く満塁ホームランを記録。同24日の中日戦では本塁打を含む4安打を放ち、覚醒の兆しを見せた。
 
 一方、9月7日のDeNA戦では3度の得点圏で凡退するなど、確実性も課題に。昨季は最終的に40試合の出場で打率.240、3本塁打、18打点の成績となった。
 
 今季は、主力候補として春季キャンプ一軍スタート。ライバルは多い状況だが、首脳陣へアピールを続け、開幕スタメンの座を狙いたい。

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