メジャーでも観たかった…中日、MLBに行かなかった歴代選手(2)“ガラスのエース”も米球界入りなら…?
2025/02/26 NEW
産経新聞社
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近年は多くの日本人選手が海を渡り、メジャーリーグの舞台で活躍している。長いプロ野球の歴史を振り返ると、「もしメジャーに挑戦していれば、どのような成績を残していたのか?」と想像が膨らむ選手も少なくない。そこで今回は、MLBでのプレーを観たかったとの声も多い中日ドラゴンズの歴代選手を紹介したい。
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浅尾拓也
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/78kg
・生年月日:1984年10月22日
・経歴:常滑北高 – 日本福祉大
・ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト3巡目
短い現役生活であったが、全盛期には傑出した数字を残した浅尾拓也。海を渡っていたら、どのような成績を残していたのか、想像が膨らむ投手の1人だ。
2006年大学生・社会人ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューし、早くからセットアッパーに定着した。
2010年は59ホールドポイント(12勝47ホールド)のNPB最高記録を樹立し、最優秀中継ぎ投手に輝いた。
翌2011年には79試合に登板し、7勝2敗10セーブ45ホールド、防御率0.41と圧巻の成績を収め、2年連続で最優秀中継ぎ投手を受賞。さらに同年は救援投手として異例のゴールデングラブ賞、シーズンMVP(最優秀選手)にも選出された。
だが、2012年以降は右肩の故障に苦しみ、一軍登板が減少。2018年に33歳の若さで現役引退となった。
晩年は故障に泣き、日本でキャリアを終えたが、150キロ超のストレートと鋭く落ちる高速フォークで圧倒する投球は、メジャーの強打者にも通用していたであろう。
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