「ガラスの天才」を脱せる…?プロ野球、故障離脱に苦しむ大物6人。ケガに苦しむ現役選手たち
2025/02/23 NEW
産経新聞社
髙橋遥人
投打:左投左打
身長/体重:181cm/79kg
生年月日:1995年11月7日
経歴:常葉橘高 – 亜細亜大
ドラフト:2017年ドラフト2位
故障離脱がなく1年間を駆け抜けてほしい選手の代表例として挙げられるのが、阪神タイガースの髙橋遥人だ。
常葉橘高校では2年夏に甲子園を経験し、亜細亜大学に進学。大学では最速151キロの直球を武器に活躍し、2017年ドラフト会議で阪神から2位指名を受け入団。
ルーキーイヤーには阪神の新人選手としては村山実以来となる、59年ぶりに甲子園での先発勝利を挙げた。同年は6試合に登板し2勝3敗、防御率3.63を記録した。
翌2019年は先発ローテーションを掴み取り、19試合の登板で3勝9敗、防御率3.78の成績を残した。
しかし、2020年は左肩のコンディション不良で開幕一軍入りを逃すと、12試合に登板して5勝4敗、防御率2.49の成績に。
その後は故障に悩まされるシーズンが続き、2021年は7試合の先発登板にとどまると、2022年にはトミー・ジョン手術を受け、2023年までシーズン全休となった。
リハビリを経て復帰した昨季は5試合の登板で4勝1敗、防御率1.52と好投。投げられればエース級のポテンシャルを持っている投手だけに、今季こそ自身初の規定投球回到達、2桁勝利を実現したい。