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「ガラスの天才」を脱せる…?プロ野球、故障離脱に苦しむ大物6人。ケガに苦しむ現役選手たち

2025/02/23 NEW

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産経新聞社



柳田悠岐

ソフトバンク・柳田悠岐
投打:右投左打
身長/体重:188cm/93kg
生年月日:1988年10月9日
経歴:広島商 – 広島経済大
ドラフト:2010年ドラフト2位
 
 昨季は出場機会を大きく減らし、不完全燃焼に終わった柳田悠岐も、故障による離脱が多い選手である。
 
 広島経済大学では首位打者を複数回獲得するなど、卓越したバッティング能力が評価され、2010年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。
 

 
 2015年は138試合に出場し、打率.363、34本塁打、32盗塁、99打点と圧巻の成績をマーク。トリプルスリーを達成し、首位打者やMVPも獲得するなど、歴史に残る1年を過ごした。
 
 しかし、2019年のシーズン序盤には左膝の違和感で離脱し、同年はわずか38試合の出場にとどまるなど、故障離脱も決して少なくなかった。
 
 それでも、2023年は全143試合に出場し、打率.299、22本塁打、85打点の好成績をマーク。外野手部門で4年連続8回目のベストナインを受賞するなど、安定した成績を残し続けた。
 
 昨季は走塁中に負傷し、52試合の出場で4本塁打の成績にとどまったが、日本シリーズではバックスクリーンへの豪快なホームランを放つなど、持ち前の長打力を示した。
 
 プロ15年目を迎える今季は年間を通じてプレーを続け、日本一に向けてチームを引っ張りたいところだ。

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