ブレイク必至!? DeNAが誇るスター候補選手6人。2025年期待のプロスペクトは?
2025/02/24 NEW
産経新聞社

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球春到来を迎えた2025年のプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季中のブレイクに大きな期待がかけられている横浜DeNAベイスターズのスター候補を紹介したい。
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森敬斗
投打:右投左打
身長/体重:177cm/80kg
生年月日:2002年1月28日
経歴:桐蔭学園高
ドラフト:2019年ドラフト1位
2024年に頭角を現し、正遊撃手候補に躍り出た森敬斗。ポジション争いに終止符を打つ存在になるのだろうか。
神奈川県の強豪・桐蔭学園高から、2019年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。高卒1年目の10月27日の巨人戦でプロ初出場を果たすと、初打席でフェンス直撃の二塁打を放った。
その後は徐々に出場機会が増加。高卒3年目は61試合の出場で打率.234ながらも、2本塁打、6打点、5盗塁をマークした。
しかし、翌2023年の一軍出場はわずか9試合。同年は「8番・遊撃」で開幕スタメンに名を連ねるも、打撃で結果を出せなかった。
さらに、同秋のドラフトではポジションの被る石上泰輝が加入。守備に定評のある京田陽太、若手の林琢真などの存在もあり、森は厳しい状況下にいた。
そんな中で迎えた、高卒5年目の2024年。同年は5月から一軍でスタメン出場すると、同31日の日本ハム戦で勝ち越しタイムリーヒットを放ち、チームを勝利に導いた。
終盤にはさらに打撃の状態を上げ、9月は月間打率.326(43打数14安打)を記録。同年はキャリアハイの71試合に出場し、打率.251、5打点、8盗塁で終えた。
クライマックスシリーズ(CS)でも好調を維持し、巨人との第2戦で先制打を放つと、第6戦では反撃の狼煙となる適時三塁打をマーク。日本シリーズでは全6試合の出場で打率.300(20打数6安打)を記録し、チームの26年ぶり日本一に貢献した。
持ち味の強肩に加え、打撃でも結果を出し始めている森。今季も春季キャンプ、実戦でもアピールを続けている。チームでは正遊撃手が不在なだけに、レギュラーの座を不動のものとしたい。