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まさかの“開幕絶望”も!? プロ野球、2025年シーズンに早くも故障離脱となった投手6人

2025/02/26

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産経新聞社



奥川恭伸(東京ヤクルトスワローズ)

ヤクルト・奥川恭伸
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/82kg
・生年月日:2001年4月16日
・経歴:星稜高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 2025年は完全復活が期待される奥川恭伸だが、下半身のコンディション不良により、予定されていた登板を回避。幸い重症には至らなかったが、実戦での調整が遅れている。
 
 星稜高時代から世代屈指の好投手として注目を集め、ドラフト会議では3球団が競合。抽選の結果、東京ヤクルトスワローズへの入団が決まった。
 

 
 高卒2年目の2021年に先発ローテーションに定着し、18試合の登板で9勝4敗、防御率3.26の好成績をマーク。
 
 しかし、翌2022年は右肘痛でわずか1試合の登板に。2023年4月に実戦復帰したが、練習中に左足首を骨折し、2年続けて一軍登板なしに終わった。
 
 昨季は腰痛で開幕から出遅れるも、6月15日のオリックス戦で980日ぶりに一軍復帰。
 
 シーズン途中にも一時離脱したが、最終的に7試合の登板で3勝2敗、防御率2.76と復活を予感させた。
 
 今季は2月18日に実戦登板が予定されていたが、直前で登板を回避。状態が不安視されたが、すでに全体練習へ合流するなど、長期離脱は免れた。

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