まさかの“開幕絶望”も!? プロ野球、2025年シーズンに早くも故障離脱となった野手6人
2025/03/01
産経新聞社
中村貴浩(広島東洋カープ)
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/87kg
・生年月日:2000年4月9日
・経歴:九州国際大付高 – 九州産業大
・ドラフト:2022年育成選手ドラフト2位
2025年でプロ3年目を迎え、一軍定着をかけてアピールが不可欠な立場となっている中村貴浩。だが、練習試合で負傷し、無念の離脱を強いられた。
九州産業大では強打の外野手として注目を集め、2022年育成選手ドラフト2位で広島東洋カープに入団。ルーキーイヤーは開幕から二軍で結果を残し、早々に支配下登録を勝ち取った。
一軍では15試合の出場にとどまり、打率.176、3打点に終わったが、二軍では82試合の出場で8本塁打と長打力を発揮。
しかし、プロ2年目の昨季は夏場に一軍昇格するも、11試合の出場にとどまった。二軍でも80試合の出場で打率.264を記録したが、ノーアーチに終わり、持ち味の長打力が影を潜めた。
今季は、春季キャンプ一軍メンバーに名を連ねていたが、2月16日の練習試合で守備中に右ひざを負傷。精密検査を受けるため、途中リタイアとなった。
その後の状況は不透明だが、一軍争いから後れをとる結果となった。