まさかの“開幕絶望”も!? プロ野球、2025年シーズンに早くも故障離脱となった野手6人
2025/03/01
産経新聞社
中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/79kg
・生年月日:1990年6月17日
・経歴:福井商
・ドラフト:2008年ドラフト3位
東京ヤクルトスワローズの正捕手を担う中村悠平だが、キャンプ序盤に下半身のコンディション不良で別メニュー調整となった。全体練習に復帰したが、調整が遅れている状況だ。
2008年ドラフト3位でヤクルトに入団すると、高卒4年目の2012年に一軍へ定着した。
2015年には正捕手の座を奪取し、チームのリーグ優勝に大きく貢献。同年はベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
その後も扇の要としてチームを支え、2021年には打率.279、2本塁打、36打点の好成績をマーク。翌2022年も攻守で高いパフォーマンスを発揮し、2年連続でベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。
昨季は度重なる故障で96試合の出場にとどまり、打率.237に終わった。一方、守備面では捕手における連続守備機会無失策の日本記録を樹立するなど、高いレベルを維持している。
2025年も主力として活躍が期待されているが、今春キャンプでは一時別メニュー調整に。今後は二軍での調整が予定され、開幕までにどこまで状態を上げられるか、注目が集まる。
【了】