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早くも“暗雲”…プロ野球、ケガで開幕絶望となった選手6人。故障離脱を強いられた主力たち

2025/03/10

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産経新聞社



坂倉将吾(広島東洋カープ)

広島・坂倉将吾
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/91kg
・生年月日:1998年5月29日
・経歴:日大三高
・ドラフト:2016年ドラフト4位
 
 広島東洋カープの正捕手として活躍する坂倉将吾。攻守の中心を担う存在だが、左手中指を骨折し、開幕絶望が決定的となった。
 
 日大三高から2016年ドラフト4位で広島に入団すると、高卒4年目の2020年に一軍へ定着した。
 

 
 打力を活かすため、本職の捕手に加えて一塁や三塁でも出場機会を増やし、翌2021年には132試合出場、打率.315、12本塁打、68打点の好成績を収めた。
 
 2022年には自己最多の16本塁打をマーク。昨季は121試合の出場で打率.279、チームトップの12本塁打、44打点を記録し、4年連続で2桁本塁打をクリアした。
 
 今季も主力として期待されていたが、3月上旬に左手中指の骨折が発覚。開幕は絶望的となり、復帰は早くても5月以降の見込みとなった。
 
 広島は、坂倉と同じ捕手の石原貴規も離脱しており、チームにとって大きな難局を迎えることになった。

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