早くも“暗雲”…プロ野球、ケガで開幕絶望となった選手6人。故障離脱を強いられた主力たち
2025/03/10
産経新聞社
西純矢(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/98kg
・生年月日:2001年9月13日
・経歴:創志学園高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
高卒3年目の2022年に飛躍の兆しを見せるも、近年は伸び悩んでいる西純矢。今季は右肘の手術を受け、大きく出遅れることになった。
創志学園高時代には2年夏の甲子園に出場し、初戦で16奪三振完封勝利を記録。一気に注目を集め、2019年ドラフト会議で阪神タイガースから1位指名を受けた。
高卒2年目の2021年に一軍デビュー。翌2022年には14試合(77回1/3)を投げ、6勝3敗、防御率2.68の好成績を収めるなど、順調なステップアップを見せた。
ところが、2023年は制球面に苦しみ、17試合の登板で5勝2敗、防御率3.86と先発ローテーションへの定着には至らず。
昨季はファームを主戦場とし、一軍ではわずか4試合の救援登板にとどまった。
高卒6年目を迎える今季は、キャンプ序盤に右肘のコンディション不良により離脱。その後、右肘の関節鏡視下関節鼠摘出術を受け、開幕は絶望的となった。
今季は勝負のシーズンとなっていただけに、巻き返しを図りたいところだ。