早くも“暗雲”…プロ野球、ケガで開幕絶望となった選手6人。故障離脱を強いられた主力たち
2025/03/10
産経新聞社
武内夏暉(埼玉西武ライオンズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:187cm/96kg
・生年月日:2001年7月21日
・経歴:八幡南高 – 国学院大
・ドラフト:2023年ドラフト1位
ルーキーイヤーの昨季はいきなり10勝を挙げ、新人王に輝いた武内夏暉。だが、今季は春季キャンプ前に左肘を痛め、開幕一軍が絶望的な状況になっている。
国学院大では2年秋からリーグ戦に登板し、4年時には大学日本代表に選出されるなど、世代を代表する存在となった武内。2023年ドラフト会議では3球団が1位指名で競合。抽選の結果、埼玉西武ライオンズへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りを果たすと、安定感抜群のピッチングを披露し、5月には早くも月間MVPを受賞。
その後も先発ローテーションを守り、最終的に21試合(145回1/3)を投げて10勝6敗、防御率2.17の好成績を収め、新人王を獲得した。
プロ2年目の今季はさらなる活躍が期待されていたが、春季キャンプ前に左肘の故障で離脱。患部の手術は回避したが、左肘内側側副靭帯の不全損傷の診断を受け、3週間ノースローとなった。
昨季は開幕5連勝と幸先の良いスタートを切った武内だったが、今季の開幕はファームで迎えることになりそうだ。
【了】