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【MLB】イチローが日本人野手で孤軍奮闘、投手は一線級の活躍も。韓国人選手は野手大半が主力に

現在、メジャーで活躍している日本人選手は6人。過去には同リーグで5~6人の野手が活躍していたが、7月20日現在、日本人野手はイチローのみだ。

2016/07/20

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日本人選手はミート中心、韓国人選手はフルスイング

 日本でもおなじみの李大浩は、ソフトバンク残留のオファーを断ってMLBに移籍したが、マリナーズのマイナー契約しか得られなかった。

 しかしスプリングキャンプの招待選手として数字を残し、開幕一軍枠を獲得。当初はアダム・リンドの控えで、対戦チームの先発が左投手時にスタメンに名を連ねたが、5月4日のアスレチックス戦で2本塁打するなど活躍、6月22日以降は成績不振のリンドに代わって正一塁手になっている。

 李大浩は、かつてKBOで2度三冠王に輝いた打者、NPBでも打点王を獲得している。34歳というベテランの域に達しているものの、その打撃技術はどこへ行っても通用することを証明してみせた。

 日本の打者と韓国の打者の最大の違いは、長打力だろう。日本の選手の多くが、ミート中心で走者を進める打撃が基本なのに対し、韓国選手はフルスイングをする選手が多い。こうした打撃スタイルがMLBにマッチしているのかもしれない。

 それにしてもイチローに続いてMLBで活躍する日本人打者が出てこないと、この系譜が途絶えてしまう可能性も出てくる。
 NPBからの新たな挑戦者が出現することを期待したい。

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