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もう後がない…プロ野球、2025年が崖っぷちの大物6人。正念場に立たされた選手たち

2025/03/13 NEW

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産経新聞社



小林誠司

小林誠司(読売ジャイアンツ)
投打:右投右打
身長/体重:178cm/86kg
生年月日:1989年6月7日
経歴:広陵高 – 同志社大 – 日本生命
ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 昨季は菅野智之(現:ボルチモア・オリオールズ)の復活をアシストし、最優秀バッテリー賞も受賞した小林誠司。菅野がメジャー移籍した今季は、真価が問われる1年となる。
 
 広陵高校では3年夏に甲子園出場。同志社大学、社会人野球の日本生命を経て、2013年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。
 

 
 ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし、63試合に出場。同年は盗塁阻止率.417をマークするなど、自慢の強肩を武器に躍動した。
 
 その後も守備面で高く評価され、2017年には自己最多の138試合に出場。リーグトップの盗塁阻止率.380を記録した。
 
 しかし、同年は打率.206とバッティングに大きな課題を残すと、その後も打撃面で苦しみ、近年は出場機会が減少。
 
 さらに、昨オフには福岡ソフトバンクホークスで正捕手を務めていた甲斐拓也が、チームにFA加入した。
 
 強力ライバルの加入でキャッチャーのポジション争いが激しさを増す中、もう一度返り咲くことができるだろうか。

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