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層の厚さでV3達成! 来季はコンバートラッシュで世代交代に期待!【ファンがつける、読売ジャイアンツ 2014通信簿】

12球団のファンに2014年のチームの通信簿をつけてもらい、来季への期待も含めて声を掲載していく、この企画。第2回目はセリーグ王者・読売ジャイアンツだ。

2014/12/12

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苦しい中、選手をやりくりしてV3へ導いた原采配を評価

【ベンチワーク 4点】

投打ともに調子に乗り切れない選手が多い中、巧みなベンチワークでやりくり。
4番を固定できず、毎試合のようにオーダーを組み替えながら、終わってみれば2位阪神に7ゲーム差をつけV3。
優勝翌日に「4番センター大田」をぶっこむエンターテインメント性も健在。
今シーズンのMVPは原辰徳なんて声も聞かれた。
気が付けば、監督在任11年で7度のリーグVの偉業。
まさに原采配がキレまくった1年…と思ったら、阪神とのCSファイナルでは打つ手がことごとく裏目。
巨人ファンは、満塁のチャンスでまさかの「代打セペダ」コールに時の涙を見た。

来季は世代交代の成功に期待

【総合 4点】

リーグ優勝を果たしながら、屈辱のCS4連敗。
最低限の目標は達したものの、日本一には届かなかった。
はっきりしたのは、これでひとつのチームのサイクルが終わったということだ。
阿部は一塁コンバート。澤村のリリーフ転向により、マシソン・山口・西村の勝利の方程式も解体。
すでにローテの中心は、杉内でも内海でもなく、25歳の菅野智之。
2年前の5冠達成の立役者たちは、来季それぞれ正念場を迎えるだろう。
勝ち続けることの難しさ。
不思議なことに、ファンにとっては独走優勝した過去2シーズンよりも、印象に残る1年になった。
チーム全員でつかんだギリギリのV3。

確かに、2014年の巨人は最強ではなかった。
だけど、最高のチームだった。

See you baseball channel……

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