誰が新人王でもおかしくなかった! 又吉、福谷、高橋、森……指標が示す投手能力の高さ
今年の新人王争いは投票結果こそ大差だったが、実際の活躍度、貢献度からすると、誰が賞をとってもおかしくない結果だっただろう。
2014/12/11
奪三振率驚異の11.49! 西武の新守護神・高橋
レベルの高さではパリーグも引けをとらない。
得票数の上位3人は石川が155票、西武の2年目高橋朋己が46票、ソフトバンクの森唯斗が31票。
石川は、ローテーションをほぼ守り、25試合に登板し10勝8敗、防御率3.43。チームでただ一人2ケタ勝利をあげた。与四球率2.08は規定投球回に達したパ・リーグの投手の中で5位の成績だ。
とくに8月以降は46回2/3を投げ7与四球、与四球率1.35と抜群の安定感を誇った。
高橋は、WHIPが1.13、RSAAが12.63と近年リリーフに悩まされた西武の救世主となった。奪三振率11.49は驚異の一言だ。
ソフトバンクの森もWHIPが0.94、RSAAが11.96と高い数値を残した。強力なリリーフ陣の一角としてリーグ優勝の原動力となった。
セパ共通して言えるのは、新人王争いでは先発投手が多少有利ということだろうか。
投手の分業制が進み、各球団リリーフに厚みが生まれたこともあり、新人ながらリリーフで結果を残す選手が増え、ライバルも多くなる。
一方、新人投手が先発ローテーションを1年間守るのは難しい。そのあたりも評価の分かれ目になっているのかもしれない。
(※)
RSAA=(リーグ平均失点率-選手の失点率)×投球回÷9で計算する。
RSAAがプラスなら平均よりRSAAの数値だけ失点を防いでおり、逆にマイナスなら平均よりもRSAAの数値だけ多く失点していることになる。失点は味方の守備力や球場の影響を受けるため、投手の純粋な能力を表す指標ではないとも言われている。