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中日・岩瀬仁紀、通算900試合登板が目前。史上3人目の快挙達成へ

度重なる故障に悩まされてきた中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が、また一つ大記録を打ち立てようとしている。

2016/08/02

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プロ野球記録の402セーブ保持者。復活を目指すシーズン

 中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が、再び1軍のマウンドに帰ってきた。プロ野球記録である通算402セーブを挙げている左腕は昨季、左肘の故障でプロ入り後初めて1軍登板がなかった。

 今季は復活を目指してプロ18年目のシーズンに臨んだものの苦戦を強いられている。4月23日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)では、9回裏二死2点リードの場面で登板し、中村悠平に逆転3ランを浴びて敗戦投手となった。

 さらに同27日のDeNA戦(横浜スタジアム)では3安打3失点。一死しか取れずにマウンドを降りた。このあと自らファーム行きを直訴した岩瀬は、2カ月半調整を行ってきた。

 1軍復帰後、最初のマウンドは7月19日の広島戦(マツダスタジアム広島)。最速141キロの真っ直ぐとスライダー、シュートを織り交ぜ、1回を1安打無失点に抑えた。その後の登板も無失点投球が続いている41歳の大ベテランは今後、後半戦のしびれる場面でのリリーフ登板が予想される。

 1年目から65試合に登板し、中継ぎながら10勝を挙げてリーグ優勝に貢献してきた。2004年に落合博満監督が就任してから抑えの役割を任せられ、その後、日本球界を代表するストッパーとなった。歴代投手の通算セーブ数ランキングは以下の通りとなっている。

◆歴代投手・通算セーブ数ベスト5
1位 岩瀬仁紀 402セーブ
2位 高津臣吾 286セーブ 
3位 佐々木主浩 252セーブ 
4位 小林雅英 228セーブ 
5位 藤川球児 222セーブ 
※成績はNPB記録のみ

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