中日・岩瀬仁紀、通算900試合登板が目前。史上3人目の快挙達成へ
度重なる故障に悩まされてきた中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が、また一つ大記録を打ち立てようとしている。
2016/08/02
リリーフとして積み上げてきた価値ある数字
セーブ数と共に岩瀬が誇る記録として通算の登板数がある。ここまで898試合に登板し、史上3人目の通算900試合登板が間近に迫っている。通算登板数は現役選手では断トツの1位(2位のソフトバンク五十嵐亮太が692試合登板)であり、歴代投手の中でも3位に位置する偉大な記録だ。
登板数の多かった歴代投手ベスト5は以下の通りとなっている。
◆歴代投手・登板数ベスト5
1位 米田哲也 949試合(5130回)
2位 金田正一 944試合(5526回2/3)
3位 岩瀬仁紀 898試合(910回1/3)
4位 梶本隆夫 867試合(4208回)
5位 小山正明 856試合(4899回)
※()内は投球回数
このランキングの中で岩瀬以外はすべて先発投手。金田正一を筆頭に通算勝利数でも名高い伝説の投手たちだ。そのなかで唯一ストッパーとして910イニング1/3を投げ抜いてきた。
ブルペンで戦況を見つめ、最後のイニングを任せられるストッパーとして積み上げてきた数字。その価値は非常に高く、岩瀬の精神面での強さもうかがえる記録だ。
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