開幕ピンチだったが…プロ野球、1軍復帰を果たした選手6人
2025/03/29
産経新聞社
石原貴規(広島東洋カープ)
・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/90kg
・生年月日:1998年2月3日
・経歴:創志学園高 – 天理大
・ドラフト:2019年ドラフト5位
昨季はシーズンを通して一軍に帯同し、56試合に出場した石原貴規。1月に左手有鉤骨を骨折したが、驚異的な回復を見せて開幕直前に一軍に合流した。
天理大から2019年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。プロ2年目の2021年に一軍デビューを果たすと、同年は60試合出場、打率.239、4本塁打、12打点と打撃では非凡な能力を示した。
しかし、翌年以降は一軍での出場機会が減少。二軍を主戦場とする時期が続いた。
それでも、プロ5年目の昨季は再び一軍に定着し、56試合の出場で打率.230、3本塁打、11打点を記録。守備面では盗塁阻止率.467と優秀な数字を残した。
今年1月には左手有鉤骨を骨折し、手術を実施。3月中旬まで二軍調整が続いたが、同月21日に一軍昇格。オープン戦では3試合に出場し、開幕一軍の見通しが立った。
一方、広島は正捕手の坂倉将吾が右手中指の骨折により長期離脱となる緊急事態。チームの危機を救う活躍を見せたい。