再び1軍の“重要戦力”に!? 中日、2025年に再起を図る選手6人。主力クラスの復活は…?
2025/04/07
産経新聞社
大野雄大
投打:左投左打
身長/体重:184cm/85kg
生年月日:1988年9月26日
経歴:京都外大西高 – 佛教大
ドラフト:2010年ドラフト1位
巻き返しを図りたい選手の筆頭格が、大野雄大だろう。
京都外大西高から佛教大に進み、世代屈指の左腕に成長。4年時には7回参考ながら完全試合を達成した。リーグ戦通算18勝を挙げ、2010年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した。
プロ3年目に2桁勝利(10勝)を挙げ、2015年は28試合の登板で11勝10敗、防御率2.52をマーク。同年は200イニング以上の投球回を記録した。
一時は不振に陥ってシーズン未勝利で終えることもあった大野。それでも見事な復活を遂げ、2020年は20試合の登板で11勝6敗、148奪三振、防御率1.82という圧巻の数字で沢村賞にも輝いた。
その後も左のエースとして苦しいチーム状況の中で孤軍奮闘。しかしながら、2023年は0勝、昨季も2勝に終わっており、物足りなさは否めない状況だ。
すでにベテランの域に入っているが、チームの上位進出のためにも、今季は巻き返しを図りたい。