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再び1軍の“重要戦力”に!? 中日、2025年に再起を図る選手6人。主力クラスの復活は…?

2025/04/07

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産経新聞社



岩嵜翔

中日・岩嵜翔
投打:右投右打
身長/体重:189cm/90kg
生年月日:1989年10月21日
経歴:市立船橋高
ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
 
 復活に向けて歩みを進めている岩嵜翔。リリーフ陣の一角を担うことができるだろうか。
 
 市立船橋高でエースとして活躍し、3年夏に甲子園出場。その後、2007年高校生ドラフト1巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
 

 
 ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、先発・リリーフの両輪でチームに貢献し続け、2016年は35試合の登板で防御率1.95をマークした。
 
 また、翌2017年はリリーフに専念すると、72試合の登板で46ホールドポイント(6勝40ホールド)をマークし、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。
 
 しかし、2018年以降は右肘の故障に悩まされて、登板機会が減少。2021年オフには又吉克樹(現:ソフトバンク)の人的補償により中日ドラゴンズに移籍した。
 
 だが、移籍初年度の初登板でまさかの緊急降板。その後トミー・ジョン手術を受け、同年オフには育成落ちを経験した。
 
 昨季は6月に支配下復帰を果たしたが、一軍では21試合の登板で防御率5.85に終わった。これまでの3年間を振り返ると、満足な成績は残せていない。
 
 そんな中、今季のオープン戦では5試合の登板で防御率0.00を記録。開幕一軍メンバーに名を連ねると、4月1日の巨人戦では1イニングを無失点に抑え、4年ぶりの白星を挙げた。
 
 3年連続最下位に沈んでいるチームにおいて、復活が期待されている。

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