1軍メンバーに入れず…プロ野球、まさかの開幕2軍スタートとなった大物選手6人
2025/04/04
産経新聞社
小林誠司
投打:右投右打
身長/体重:178cm/86kg
生年月日:1989年6月7日
経歴:広陵高 – 同志社大 – 日本生命
ドラフト:2013年ドラフト1位
甲斐拓也の加入もあり、一軍での出場機会がさらに限定的となりそうな小林誠司。激しいポジション争いだが、一矢報いたいところだ。
広陵高校で野村祐輔(元・広島)とバッテリーを組み、夏の甲子園で準優勝。その後、同志社大学から日本生命を経由し、2013年ドラフト1位で読売ジャイアンツへ入団。
強肩を武器に高い盗塁阻止率を誇り、2016年は129試合、2017年は138試合に出場するなど、堅守の正捕手としてチームを牽引。
一方で、打撃面では課題を残し、2016年から2年連続で打率は規定打席到達者の中で最下位に。2018年以降は、大城卓三や岸田行倫の台頭もあってスタメンマスクの機会が減少。
さらに、昨オフには福岡ソフトバンクホークスから甲斐拓也がFA加入。キャッチャーのポジション争いが激しさを増している。
それでも昨季は、菅野智之(現:オリオールズ)と共に自身3度目となる最優秀バッテリー賞を受賞するなど、捕手としての能力はまだまだ衰えていないだけに、早期の一軍昇格を掴み取りたいところだ。