早くも“今季絶望”…プロ野球、今シーズン中の復帰ができない選手6人。来季の復帰目指す選手たち
2025/04/07 NEW
産経新聞社

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3月28日に開幕を迎えた2025年のプロ野球。しかしながら、今季は開幕から故障者が目立ち、中にはすでに今季絶望となった選手も出ている。特に投手はトミー・ジョン手術を余儀なくされる選手が増加している。ここでは、トミー・ジョン手術により早くも今季絶望となった選手を紹介する。
吉田輝星(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/83kg
・生年月日:2001年1月12日
・経歴:金足農
・ドラフト:2018年ドラフト1位
昨季は50試合に登板するなど、飛躍の兆しを見せた吉田輝星。しかし、今季は春季キャンプ中に右肘の内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を決断し、シーズンを棒に振ることとなった。
金足農高では、3年夏に秋田県大会から甲子園準決勝まで10試合連続で完投勝利を記録。甲子園決勝で敗れたが大きな注目を集め、2018年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した。
高卒4年目の2022年にリリーフで台頭し、自己最多の51試合に登板した。
だが、翌2023年はわずか3試合の登板に終わり、同年オフに黒木優太(現:西武)とのトレードでオリックス・バファローズに移籍となった。
新天地では再び中継ぎで一軍に定着し、50試合の登板で4勝14ホールド、防御率3.32の好成績をマーク。故障者が続出したブルペン陣を支えた。
今春キャンプは、前年9月に右肘を疲労骨折した影響で二軍スタートに。一時はブルペン投球を行っていたが、状態が上がらず、トミー・ジョン手術に至った。