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早くも“今季絶望”…シーズン中の復帰ができない選手(5)中日で3年連続1軍出場なしに

2025/06/10

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産経新聞社



(左から)ソフトバンク・長谷川威展、中日・森博人、オリックス・宇田川優希

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 レギュラーシーズン開幕から2カ月以上が経過した2025年のプロ野球。今季は開幕から故障者が目立ち、中にはすでに今季絶望となった選手も出てきている。特に投手は、トミー・ジョン手術を余儀なくされる選手が増加している。ここでは、早くも今季中の復帰が困難となった選手を紹介する。

森博人(中日ドラゴンズ)

中日・森博人
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/84kg
・生年月日:1998年5月25日
・経歴:豊川高 – 日本体育大
・ドラフト:2020年ドラフト2位
 
 2年連続で一軍登板なしに終わり、プロ5年目の今季は勝負のシーズンとなっていた森博人。しかしながら、右肘の内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)で長期離脱を余儀なくされ、今季絶望となった。
 
 日本体育大から2020年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団すると、ルーキーイヤーのシーズン終盤に一軍デビュー。
 

 
 翌2022年は6月から一軍に定着し、30試合の登板で1勝0敗、防御率2.67の好成績を残した。
 
 さらなる飛躍が期待されたが、2023年は投球フォームを崩すなど不調に陥り、一軍登板なし。
 
 昨季は開幕前に右肘の靭帯を損傷し、大きく出遅れ、夏場にようやく実戦復帰。二軍では24試合の登板で防御率2.16と結果を残したが、一軍登板がないままシーズンを終えた。
 
 今季は一軍キャンプスタートを切ったが、2年連続で右肘のコンディション不良で離脱。トミー・ジョン手術を決断し、早くも今季中の復帰が厳しい状況になった。

 

 
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【了】



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