1軍出場が“激減”する!? プロ野球、チームで危うい立場の野手6人。正念場を迎える選手たち
2025/04/19 NEW
産経新聞社
土田龍空(中日ドラゴンズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/80kg
・生年月日:2002年12月30日
・経歴:近江高
・ドラフト:2020年ドラフト3位
一時は正遊撃手の座を手中に収めたかに思われた土田龍空。しかし、打撃に苦しみ、昨季は出場機会を一気に減らした。
近江高時代には高校通算30本塁打をマークし、世代屈指の遊撃手として注目を集めた。その後、2020年ドラフトで中日ドラゴンズから3位指名を受け、プロ入りを果たした。
高卒2年目の2022年には京田陽太に代わって遊撃のレギュラー格となり、同年は62試合に出場し、打率.248、12打点の成績を残した。
翌2023年には自己最多の114試合に出場し、守備範囲の広さを見せた一方、打率.187と打撃が大きな課題に。さらに、昨季は一軍出場数が17試合と激減した。
登録名を変更して迎えた今季は春季キャンプでアピールを見せたが、3月中旬に体調不良で離脱を強いられた。その後は二軍で復帰したものの、4月6日の試合で味方選手と交錯し、負傷交代となった。
一軍では村松開人、辻本倫太郎などの近い世代の選手が活躍しているだけに、コンディションを整え、一軍のレギュラー争いに割って入りたい。