「掘り出し物」になった!? プロ野球、昨オフに戦力外通告を受けた有望株投手6人
2025/04/22 NEW
産経新聞社
加藤竜馬
・投打:右投両打
・身長/体重:185cm/102kg
・生年月日:1999年5月13日
・経歴:大阪偕星学園高 – 亜細亜大 – 東邦ガス
・ドラフト:2023年ドラフト6位
投手としてプロ入りを果たすも、1年で戦力外通告を受けて野手へ転向した加藤竜馬。新たな挑戦に注目が集まっている。
亜細亜大時代には、3年秋にリーグ戦デビュー。目立つ実績を残せなかったが、東邦ガスに進むと、最速154キロ右腕として注目を集めた。
迎えた2023年ドラフト会議では、中日ドラゴンズから6位指名でプロ入り。
しかし、ルーキーイヤーの昨季は右肘の故障もあり、二軍でも9試合の登板にとどまり、防御率6.48と思うような結果を残せなかった。
そんな中、当時の井上一樹二軍監督が50メートル5秒台の俊足や、両打ちという身体能力の高さを買われ、野手転向を打診。同年オフに育成選手契約を結び、外野手としてプレーすることを決断した。
野手転向初年度の今季は、ここまで二軍戦8試合の出場で、打率.143(21打数3安打)。まだ結果を残せていないが、抜群のポテンシャルを秘めるだけに、今後の成長に期待がかかる。