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オリックス糸井が4000打数到達、プロ通算打率3割の領域に。史上最年長タイ盗塁王も射程圏内

オリックス・バファローズの糸井嘉男が、13日西武プリンスドームで行われた西武戦1回表の1打席目で、通算打率の記録として認められる規定打数の4000打数に到達した。

2016/08/14

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キャリア4度目の3割30盗塁なるか

 187センチ88キロの恵まれた体格で、身体能力の高さは球界でもトップクラスの糸井。日本ハム時代の09年から6年連続3割を記録していたが、昨季は左ひざの怪我も影響して打率が.262と低迷。レギュラーに定着してから初めて3割を切り、連続記録が途絶えた。

 今季はその悔しさをぶつけるシーズン。11、13、14年に次いで、2年ぶり4度目の3割30盗塁も現実味を帯びている。糸井は過去に30盗塁以上を3度記録していて、現在リーグ1位の40盗塁を記録。すでに30盗塁はクリアしている。

 今季、盗塁王を獲得すれば史上最年長タイ記録となる。35歳での盗塁王は、82年の福本豊(阪急)、92年の大石大二郎(近鉄)と並ぶ記録だ。

 かつてトリプルスリーに最も近い男といわれ、「超人」と称されることもある糸井。怪我を乗り越え復活を遂げた男は、文字通り球界を代表する打者として名を連ねる。

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