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満を持して“1軍昇格”も…今季すぐに登録抹消となった選手6人。2軍再調整の選手たち

2025/06/01

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産経新聞社



(左から)読売ジャイアンツの岡田悠希、中日ドラゴンズの近藤廉、横浜DeNAベイスターズの東妻純平

プロ野球 最新情報

 プロ野球の世界では、一軍に生き残るには熾烈な争いを勝ち抜く必要がある。二軍で好成績を残し、大きな期待を受けて一軍へ上がった選手でも、壁に跳ね返されることも多くある。ここでは、今季に満を持して一軍昇格を果たすも、結果を残せずに登録抹消となった選手を紹介したい。

福永裕基(中日ドラゴンズ)

中日ドラゴンズの福永裕基
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/87kg
・生年月日:1996年9月16日
・経歴:天理高 – 専修大 – 日本新薬
・ドラフト:2022年ドラフト7位
 
 満を持しての一軍昇格となった福永裕基。しかし、わずか2試合の出場で、再び戦線離脱を強いられた。
 
 天理高、専修大、日本新薬を経て、2022年ドラフト7位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから「7番・二塁」で開幕スタメンに名を連ねるなど、積極的に起用され、97試合出場で打率.241(規定未満)、2本塁打、15打点の数字を残した。
 

 
 プロ2年目の昨季は、主に三塁と左翼を守り、5月からはレギュラーに定着。規定打席には届かなかったが、111試合に出場し、打率.306、6本塁打、32打点の好成績をマーク。
 
 クリーンアップの一角としても期待された今季だったが、オープン戦の守備機会で右膝内側側副靱帯を損傷。無念の長期離脱を強いられた。
 
 その後、順調な回復ぶりを見せ、5月24日に一軍昇格。翌25日の阪神戦では、復帰後初打席でツーベースを記録した。さらに、次戦では「4番・三塁」で先発起用されたが、走塁時にヘッドスライディングを試みた際、左手を痛めて負傷交代。
 
 そして、左手関節骨折の診断を受け、同月28日に登録抹消。一軍ではわずか2試合の出場機会で、またしても故障離脱が決定した。

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