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1軍の救世主に…?2025年、ファームで覚醒している投手6人。ブレイクの兆しを見せる選手たち

2025/06/03

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産経新聞社



(左から)阪神・早川太貴、巨人・又木鉄平、DeNA・庄司陽斗

プロ野球 最新情報

 一軍、二軍の入れ替わりが頻繁に行われるプロ野球では、ファームで活躍すると一軍に昇格するケースが多い。チーム事情などが影響し、一軍に上がれないケースも起こり得るが、今季も二軍で圧巻の成績を残している選手がいる。今回は、ファームで好成績を残しており、一軍昇格が期待されている投手を紹介する。

又木鉄平

巨人・又木鉄平
・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/92kg
・生年月日:1999年2月12日
・経歴:日川高 – 東京情報大 – 日本生命
・ドラフト:2023年ドラフト5位
 
 イースタン・リーグで好投している又木鉄平。読売ジャイアンツの選手の中でも、特に一軍昇格が期待される選手だ。
 
 日川高から東京情報大に進学し、卒業後は日本生命に入社。公式戦での登板を重ねたのち、巨人が2023年ドラフト5位で指名。ドラフト指名後の日本選手権でも見事な投球を見せ、入団後の活躍が期待されていた。
 

 
 プロ1年目からファームでの登板を重ね、一軍のマウンドも経験。プロ初登板は十分な投球内容だったが、最終的に3試合の登板で防御率6.10と悔しい成績に終わった。ただ、ファームでは20試合の登板で防御率2.07と結果を出していた。
 
 プロ2年目の今季、ファームで長いイニングを投げる試合が増え、9回途中までマウンドに立ち続けることもあった。先発完投型としての役割も担える存在になっている。
 
 昨季の悔しい登板を糧に、今季中にプロ初勝利を挙げられるだろうか。

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