福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢が19試合ぶりの本塁打!「とにかく自分のスイングを」
2025/06/05
産経新聞社

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6月4日、福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢選手は、本拠地・みずほPayPayドームで行われた中日ドラゴンズ戦に「6番・三塁」で先発出場。19試合ぶりとなる3号本塁打を放った。
打率が2割に届かない。栗原ほどの実績を誇る選手が、もがき苦しんでいる。鷹の主軸打者として名誉挽回に燃える男が、交流戦という大舞台で復活の狼煙をあげた。
2回、無死一塁の場面で打席に立った。中日先発の左腕・三浦瑞樹投手が投じた3球目、インコース143キロのストレートを見事に捉えると、打球はライトのホームランテラスに吸い込まれていった。
栗原は「打ったのは真っ直ぐです。とにかく自分のスイングをすることを考えました。少し詰まりましたが、押し込むことができたと思います。中々思うような結果が出ていない中で、近藤さんが練習に付き合ってくれている成果がやっと出てくれました。この後も結果を出せるように頑張っていきます。」と、不振に悩んでいた苦しい胸の内と、支えとなった仲間への感謝を口にした。
常勝軍団として上位争いに食い込むために、栗原の完全復調は必須条件となるだろう。
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