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チームに“激震”…プロ野球、まさかの長期離脱となった大物6人。復帰が待たれる一流選手たち

2025/06/11

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産経新聞社



酒居知史(東北楽天ゴールデンイーグルス)

楽天・酒居知史
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1993年1月2日
・経歴:龍谷大平安高 – 大阪体育大 – 大阪ガス
・ドラフト:2016年ドラフト2位
 
 6年連続で30試合以上に登板するなど、長らくブルペン陣を支えていた酒居知史。昨オフに複数年契約を結んだが、右肘の手術を受けたことで、今季中の復帰は絶望的となった。
 
 大阪ガスから2016年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団。プロ入り当初は先発として起用されたが、プロ3年目の2019年にリリーフへ転向。
 

 
 同年は54試合に登板するなどフル回転の活躍を見せたが、オフに美馬学のFA人的補償で東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍することとなった。
 
 楽天でもブルペンの一角を担い、2021年には自己最多の32ホールドポイント(4勝28ホールド)、防御率2.28をマーク。
 
 昨季も49試合に登板し、2勝2敗26ホールド、防御率2.33と高い安定感を誇った酒居。同年オフには国内FA権を取得したが、複数年契約を結んで残留を決めた。
 
 しかし、今季はコンディションが整わず、春季キャンプ二軍スタートに。3月中旬に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を決断し、開幕を前に長期離脱を余儀なくされた。

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