日本ハム痛恨、2つのミスで逆転負け。ソフトバンク優勝マジック点灯も、栗山監督「自分たちの野球を」
北海道日本ハムファイターズは2日、ほっともっとフィールド神戸でオリックス・バファローズと19回戦を行い、2対5で敗れた。この日楽天に勝利した福岡ソフトバンクホークスに優勝マジック20が点灯した。
2016/09/03

7回一死まで有原は粘ったが……
日本ハムが有原航平、オリックスは金子千尋が先発。日本ハムは3回にレアードがレフトフェンス柵越えの32号ソロホームランで先制、6回にも制球に苦しむ金子を攻めて、レアードがライトへタイムリーを放ち2点リードする。
7月22日のオリックス戦以来勝ち星がない有原は、6回までオリックス打線を4安打に抑えて粘りの投球をみせるが、7回に落とし穴が待っていた。一死から駿太にヒットを許すと、糸井、安達に連打を浴び1失点。マウンドを左腕の石井に譲った
その石井は3番・吉田正尚に四球を許し満塁とすると、続くT-岡田のセカンドゴロを二塁手の田中賢介がハンブルし、同点に。さらに中島に初球をレフトに運ばれて逆転を許した。
8回裏、栗山監督は宮西尚生を登板させるも、先頭の8番・大城にセンター前ヒットを打たれると、1死後、糸井、安達に連続四球を与えて二死満塁。ここでT-岡田は初球を三塁ファールゾーンに打ち上げたが、三塁手のレアードが落球。結局T-岡田は、その後8球粘ってライトへ2点タイムリー。日本ハムは守備陣のミスが絡む失点を重ね、大事な3連戦の初戦を落とした。有原は8敗目(10勝)。
日本ハムが敗れ、ソフトバンクが楽天に8-6で勝利したことにより、ソフトバンクに優勝マジック20が点灯した。
【次ページ】レアード、先制もホームランも痛い落球
1 2