【横浜DeNA-東京ヤクルト20回戦】筒香、今季39本目の本塁打はまた逆方向。「ホームランは力(パワー)じゃない」
横浜DeNAの筒香嘉智が9月7日の東京ヤクルト戦で、39本塁打を放った。打球方向はまたも逆方向で、彼の技術力の高さを見せた。
2016/09/08
試合後、筒香のコメント
―反対方向のホームランでしたが、自分の中で一致しないとあそこまで飛ばないのですか。
うーん、どうなんですかね。風もありましたし、上手く打てたなと思っています。
――筒香選手にとって逆方向への打球というのは調子のバロメーターになっているのですか。
去年までは、反対方向の打球が出ると、安心感というと大げさになりますが、バロメーターみたいなものではありましたね。しかし、今年に関しては、そういう基準は全くないですね。
――つまり、今年は打った方向が逆方向に飛んでいるということですか?
そうですね。はい。
――それは自分が目指していることができていると感じている。
まだまだ自分の思っている通りのバッティングには程遠いですけど、何年もかけてやってきたことがちょっとずつできるようになってきているかなと思います。
―見ている側としては、良い意味で筒香選手のバッティングには力感がみえません。自分ではどう感じていますか。
ホームランを打つのは力(パワー)じゃないと思っているので、それは感じています。
――風を読んで打っているようにも見えました。
打席に入って風がどうとか、どこを守っているとかは、あまり意識しないので、それはないです。
――勝利を決定づけるホームランでしたけど、それについてはいかがですか。
あそこで僕が打っただけですね。その前までの得点は、みんなが必死に点を獲っていました。チーム全員が取っている点があるので、僕のホームランが試合を決定づけるという感じではなかったですね。