クライマックスシリーズを突破したチームに感謝。来季、和田監督には〝YAZAWA〟イズムを！【ファンがつける、阪神タイガース2014通信簿】
ファンによる2014年の通信簿。第4回目は阪神タイガースだ。12球団共通で項目は4つ、各5点満点である。
2014/12/19
実際に「ベンチの中」でやるべきことをやってほしい
【ベンチワーク 2点】
――厳しいですね。私の意見？ 月並ですが投手交代のタイミングが不可解に感じることはありました。
「確かに投手交代や代打策って、ファンのスタンスとしてはケチつけやすいよね。だけど、今回は点数の対象にならない。僕の視点で『ベンチワーク』っていうのは、それらよりも、実際にベンチの中で何をしているか――。ノムさんが監督の時って、ベンチでは矢野がずっと隣で話を聞いてたでしょ。でも今は違う。監督が呼ばないのか、選手が行かないのかわからないけど･･･。和田さんは名手だったし、1番を打ってた時は『勝負は和田から』って言葉があったくらいなんだから、上本や若手に伝授することがあるはずなんだよ。『ベンチワーク』って、本来そういうことなんじゃないの？」
――投手交代・代打策など一般的に言われる「ベンチワーク」ではなく、マスターの視点で2点だと。
「メンタルで言うと、選手の士気を高めるのが監督・コーチの仕事だよね。監督に求められるものって、選手が『この監督を優勝させたい』という気持ちというか何というか･･････。早い話が監督にむいているのは、矢沢永吉なんだよ」
――はい？
「阪神の監督が矢沢永吉だとして、選手全員が矢沢ファンだとしたら、10年連続優勝するよ。だってファンはYAZAWAを優勝させたいんだもん！ キャンプ初日の『今年もよろしく』のたったひと言で、ファンはタオルぶん投げて頑張るよね。だから、選手は和田豊のファンであってほしい」
――わかりやすい(笑)。では最後に総合を。
クライマックスシリーズ6タテ＆いつもより長く野球を見せてくれたことに感謝！
【総合3.9】
「今の通信簿がどんなのか知らないけど、総合は右側の『先生からひと言』の部分。『クラスの人気者です』とか『授業中の態度が悪い』とか。今回は、先生からじゃなくて、『ファンからひと言』。お客さんと話していても今となっては悪い話題にはならないんだよ。だから『クライマックスシリーズ6タテありがとう』『いつもより長く野球を見せてくれてサンキュー』で、3.9。本当は39がいいけど」
――5点満点なので、せめて3.9で勘弁してください。今度おでん食べに来ますから(笑)。
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