【野球人の言霊12】エリートとは対極の野球人生、広島・黒田博樹の信念
今や日米を代表するプロ野球選手となった黒田博樹。しかし、エリートとは対極の野球人生だった。
2016/09/11
高校時代は3番手
上宮高時代は、3番手投手。元木大介(元巨人)、種田仁(元中日など)らを輩出し、当時、大阪でもトップクラスの強豪として名を馳せていたチームにはエリートが多く、黒田はそんなエリートたちに後塵を拝してきたのだった。
甲子園に出場することなく大学に進学した。その大学でも、入学した当初は「甲子園出場組」に対する反骨心で日々、努力してきたという。
「自信というのはちょっとずつ、少しずつ積み上げていくものだと思う」
努力をして積み重ねを大事にしてきたアスリートの言葉だと重く受け止めた。
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