【9月13日~15日 セ・パ展望】セCS3位を懸けた2連戦。下位相手に負けられないソフトバンクと日本ハム
両リーグともに、今カードも変則的な日程で行われる。9月13日~15日の試合展望だ。
2016/09/13
<パリーグ>
1位・日本ハム(14勝1分)-6位・オリックス(6勝1分) 札幌ドーム
首位・日本ハムはホームで最下位オリックスを迎える。オリックス打線は好調をキープしているので、締めてかかりたい。初戦の先発は大谷と発表されている。中5日での登板となるが、次週21日からソフトバンクとの天王山(2連戦)があるので、ここでしっかりと調整して決戦に備えたい。2戦目は有原、3戦目は増井か。次週を睨んでの先発となるはずで、栗山采配が注目される。打線は1番の西川が好調を維持し、本塁打部門でリーグトップに立つレアードもいい。4番の中田も、ここ一番では打ってくれるはずだ。やや全体の調子は落ち着いてきたが、オリックスの投手陣はそれほど好調ではない。序盤でケリをつける展開に持っていきたい。
オリックスは前週、ソフトバンクに4戦3勝、ロッテ戦で勝つなど、上位陣を苦しめている。首位相手にも気持ちは乗っているはずだ。初戦の先発は西が上がる。前週は得意のソフトバンクを相手に7回1失点と好投し、気をよくしている。3戦目は松葉が先週に引き続き先発するだろう。打線は、T-岡田、糸井が好調をキープ。中島の調子が落ちてきたが、一発があるなどやはり怖い存在だ。純国産打線を組んでから怖さが出てきた。先発陣さえ踏ん張れば、互角に戦えるはずだ。
4位・楽天(7勝1分)-2位・ソフトバンク(14勝1分) Koboスタ宮城
楽天が2位・ソフトバンクを迎えるが、初戦は中止が発表されている。打線は空中戦に強く、怖さともろさを見せているが、ソフトバンクに一矢報いることができるか。また2番にぺレスを置くなど、梨田監督の采配も奇抜で実に見ごたえがある。
ソフトバンクは11日に連敗を3で止めた。この10試合5勝5敗と五分だが、得意の楽天相手には一つも星を落としたくない。打線は、これまで書き続けてきたが、柳田がいないなかでどういう組み方をするか注目だ。この2戦は中村を3番起用。内川へのつながりを意識した。その分、1番打者が手薄になる点をどう補うか。今宮を推したいが、どんな組み方をしてくるか、工藤監督の采配も見ものだ。チームの状態は良くないが、日本ハムとの決戦がある来週あたりには状態を上げなければいけない。
【パリーグ残りの試合】
14日 ロッテー西武 QVCマリン
15日 楽天―ロッテ Koboスタ宮城