日本ハムが優勝に王手!栗山監督「あとひとつ勝ち切るだけ」
北海道日本ハムとオリックスの25回戦が京セラドーム大阪で行われ、日本ハムが4-3で接戦を制した。ソフトバンクがロッテにサヨナラ負けを喫したことで、日本ハムのマジックは1となった。
2016/09/27
試合の明暗をわけた6回の攻防
日本ハムは5回、先頭の6番・陽が初球を左中間スタンドへ飛び込む第14号ソロホームランで先制して主導権を握る。すると、続く6回には、右翼二塁打で出塁の近藤のあと、3番・大谷が右翼前適時打を放ち1点を追加。4番の中田が左翼二塁打でさらに好機を拡大。さらに日本ハムはオリックス先発の東明から変わった赤間を攻め、二死満塁から大野と中島の連続押し出しで、この回3得点を挙げた。
日本ハム先発の加藤は5回まで3安打無失点とオリックス打線に3塁を踏ませない好投を見せた。6回にオリックス打線につかまり2点を失うが、無死満塁から登板した2番手の鍵谷が西野をピッチャーゴロ。バックホームへの返球が一度はセーフの判定になったが、これが覆った。鍵谷は後続を抑えてこのピンチを凌いだ。
8回には4番手の谷元が1死2、3塁のピンチを招きながら、小島のショートゴロの間の1失点にとどめた。最終回は宮西が、2死1、2塁のピンチになるも、最後は中島をピッチャーライナーに打ち取ってゲームセット。辛くも逃げ切った。ソフトバンクが敗れたために、優勝へのマジックは1となり、王手をかけた。
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