【9月17日埼玉西武対東北楽天BBC独自採点】西武・金子侑が1試合3盗塁で50盗塁を達成。楽天・則本は10敗目も、3年連続の200奪三振
9月17日、埼玉西武が3-1で東北楽天を下した。両チームの各選手の採点を行った。
2016/09/18
＜東北楽天ゴールデンイーグルス＞
（左）松井稼5.0
評 経験を買われてスタメン出場も、菊池から2三振。5回表の2死満塁の好機もセカンドフライに倒れ、チャンスをつぶした。
（右）ぺレス5.5
評 爪が割れた菊池を6回に捉える左翼前安打。チームに菊池の異変を伝える貴重な安打だった。
（指）ペゲーロ6.0
評 敗色濃厚の8回表、牧田の出鼻をくじくソロ本塁打。一矢報いる一発だった。
（三）ウィーラー5.0
評 得意なはずの菊池に2三振。まったくいいところなく、ノーヒットに終わった。
（一）今江5.0
評 3打席1四球で交代。1四球は菊池の特徴を把握し、無理に打ちに行かなかった。
（遊）茂木5.5
評 菊池からチーム初安打を放つなど、3度の出塁は見事だ。しかし、守備面では先制につながるタイムリーエラー。何度見ても、遊撃手っぽくは見えない。
（中）島内5.0
評 4打数無安打に終わる。5回、2連続四死球でバスターエンドランも失敗。作戦に疑問符だが、それだけ信頼されていないことの証か。
（二）藤田5.5
評 7回に反撃ののろしを上げる二塁打を放つも、後続が続かず。何でもできる藤田は8番が適正かどうかは疑問が残る。
（捕）嶋5.5
評 菊池から安打を含めて2度の出塁。嫌らしい9番打者を演じた。一方、守備面では、3度、金子侑司に走られた。
＜投手＞
則本6.0
評 調子が良くない中、粘りのピッチング。6回3失点も菊池とは異なり、エースの背中を見せた。援護なく10敗目を喫したが、3年連続200奪三振は圧巻というしかない。
古川5.0
評 1安打を浴びるも、無失点で切り抜けた。則本と重なる投手像。たくさんのことを見習ってほしい。
青山5.5
評 一発狙いの中村、メヒア、森をうまくいなした。立ち位置は悪くても、仕事は果たした。
＜途中交代＞
銀次――
聖澤――
梨田監督4.5
評 5回表、無死から連続四球を得ながら、島内にバントのサインは吹き出しそうになった。作戦を切り替えたが、二線級の投手に勝てて、一線級に勝てないチーム力を垣間見た。