入団以来9年連続50試合以上登板、日本ハム・宮西は球界屈指のセットアッパー
日本ハムの宮西尚生が、入団以来9年連続50試合以上登板を達成した。厳しいプロ野球の世界において、まさに偉業といえる。
2016/09/22
今季は最優秀中継ぎ投手が当確
日本ハムファイターズの宮西尚生が、9年連続50試合以上登板を達成した。
2007年に大学生・社会人ドラフト3巡目で、日本ハムに入団。入団1年目の2008年から9年連続で、50試合以上登板を果たしている。
この間に230ホールド、254ホールドポイント、通算防御率は2.39だ。今季も9月20日試合終了時で54試合に登板。3勝1敗1セーブ、37ホールド、40ホールドポイント、防御率1.66をマークし、初の最優秀中継ぎ投手が当確だ。
年間50試合と言えば、全試合の3分の1以上に登板していることになる。これを9年連続で記録するのは並大抵のことではない。
NPBで5年以上連続シーズン50試合以上登板の投手を挙げてみた。
■15年連続
岩瀬仁紀(中日) 1999-2013
■9年連続
秋山 登(大洋) 1956-1964
山口鉄也(巨人) 2008-2016 ※継続中
宮西尚生(日本ハム) 2008-2016 ※継続中
■8年連続
金田正一(国鉄) 1954-1961
米田哲也(阪急) 1959-1966
■7年連続
橋本武広(西武) 1995-2001
武田 久(日本ハム) 2006-2012
■6年連続
吉田修司(ダイエー) 1998-2003
■5年連続
小山正明(大阪) 1956-1960
龍 憲一(広島) 1962-1966
伊藤敦規(阪神) 1997-2001
藤田宗一(ロッテ) 1998-2002
永川勝浩(広島) 2005-2009
押本健彦(ヤクルト) 2008-2012
小山伸一郎(楽天) 2008-2012
平野佳寿(オリックス) 2010-2014
増井浩俊(日本ハム) 2011-2015