侍ジャパンの新ユニフォーム発表。小久保監督「具体的な編成はまだ。田口、石田ら両左腕にも注目」
23日、侍ジャパンの新ユニフォームが発表され、小久保監督が強化試合、WBCに向けて会見に臨んだ。
2016/09/23
小久保監督のコメント
同発表会見に侍ジャパンの小久保裕紀監督が登壇し、以下のようにコメントした。
――選手が初めて着用するのは11月の強化試合ということになりますが、そこに向かってどういう試合にしたいかということを教えてください。
メキシコ、オランダも相当いいメンバー編成をしてくるということを聞いておりますので、まあ我々日本も来年WBCの選手、WBCを見越した選手を集めるように。東京ドームは予選も使うところで、予選というか第1、2プールでもつかうところなので、マウンドの硬さもメジャー使用、ボールもWBC球仕様にというところで要望を出しておりますので。ピッチャー、野手ともに、より本番に近い想定で試合ができれば、いい強化試合になるという風に思っております。
――それぞれシーズンを過ごしている選手たちふがいますけれども、その選手たちを現状ご覧になって、どんな印象がありますか。
セリーグは早々と優勝が決まってしまいましたけれども、パリーグはすごい戦いをしているんでね。選手たちはまず、今の自分の立場でしっかりね、やるってことだけ考えてほしいと思うんですけど。私の仕事としては、やはりクライマックスシリーズに出られなかった選手も招集する、という可能性もありますんで。まあそういう選手には早めに声をかけて、準備をしてもらうとかね。そういう風になってくるのかなって思います。
――8月には自ら希望してアメリカにも飛んで、各選手に会ったと聞いておりますが、その意図とそれから感触などはいかがでしょうか。
今回行った渡米は、招集するという意味合いではなくて、純粋に激励に。来年WBCあるんで、その前の年にどういうような対応が必要なのかというのを激励に行く、というために行ってきたんですけど。あれだけのメンバーの中でやっている日本人メジャーリーガーたちを見てね、非常に刺激を受けましたし、逆に同じ日本人としての戦いぶりに経緯を表したいっていうようなそうようなもの。
――世界一奪還に向かって一言。
この新しいユニフォームを着用して11月の強化試合を経て、3月を迎えるわけですけれど、とにかく日本代表のトップチームの選手たちなので、選手を信じて、またユニフォームを着ている全員が方向向いて、同じ気持ちで世界一奪還に向けて戦っていきたいという風に思います。
――小久保監督の目についている、また注目している選手などいるか。
最終的な編成はまだ。10月の中くらいにはお伝えできると思うんですけど、広島勢の活躍ですね。優勝を引っ張った若手三人、野手も含めてですけども。野手の方若手3人も含めて非常にいい活躍をしているなという印象を受けましたし。あとは、左の先発ピッチャーという点で、今日(23日)東京ドームで巨人とベイスターズ戦ありますよね。今日の両左腕(※)なんてのも非常に注目しています。
(※)編集部注:22日の巨人先発は田口麗斗、DeNAの先発は石田健大。