マリーンズファーストステージ敗退。伊東監督「来季に関しては、 今のところは何も言えない。やっぱり僕は強いチームを作りたい」
パリーグクライマックスシリーズファーストステージ第2戦はソフトバンクが勝利を収め、ファイルステージ進出を決めた。
2016/10/10
試合後の囲み会見 千葉ロッテ・伊東勤監督
1年間皆様お疲れ様でした。まずは今日でシーズンが終わるわけですけど、1年間応援して下さった地元千葉のファンだけでなく全国のロッテファンの皆様に感謝しています。それとここまで戦って来れたのもうち以外の他の5球団のおかげなので、そうした球団に対しても感謝の気持ちを持ちたいと思います。ソフトバンクにはここで勝ち上がってもらったので、出来るだけ最後まで頑張ってもらいたいなと思います。選手は全員、必死にやってくれましたので特に負けたからどうのではなくて、レギュラーシーズンの力の差がそのまま出たシリーズだったので、それぞれが何かを感じて来年に向けて精進してくれたらそれでいいと思います。ただ、一つ欲を言ったら勝ちたかったですけど、この雰囲気はなかなか味わえるものではないので、この経験をぜひとも今後に繋げて行ってもらいたいと思います。
――2試合続けてロッテらしい攻撃が……。
出来ていないんだよね。ホームランの点しか獲れていないので、この2試合に関してはサインもほとんど出せていないですし、野球自体は僕自身面白くなかったです。そういう野球をやらせてもらえなかったのはシーズン中もそうだったんですけどね、完全にバッターの力負けです。この2試合をご覧になってもらえば分かりますけど……。そこに攻略の糸口を見つけられなかったというね。(CSが)始まる前にもそういう話をしたんですけど、短期決戦なんで何かいい流れを作ってという話をしたんですけど、実際に流れを作ってくれたんですけどね。その後はピシャっと抑えられたので、ピッチャーに関してもその後はそんなに点数を獲られていないのですけど、やっぱりそれを守らなければいけないというね余計な重圧があって、結構、自分で苦しんでいた感じがしないでもないですね。
――清田選手が2試合続けての先頭打者本塁打だった。
昨日も初回に2発出たのでそのまま行けるかなって思ったんですけど、そのままの流れを作らせなかった向こうの投手陣の方が上だったんだと思います。
――それぞれが精進しなきゃいけないとはこの秋からまた?
僕自身がまだどういう風になるか分からないので、とりあえず選手は来年もまた優勝を目指してやるわけですから、オフは今年の反省を踏まえて来年に向けて何をしていけるかも当然考えていかなきゃいけない時期だと思いますので……。
――球団からは何も?
今のところは何も言えないです。やっぱり僕は強いチームを作りたいので、勝てるチームを作れなかったという点では僕の責任もありますので、来年はこの仕返しをしますとはこの段階ではまだ言えないですね。そこまで自分の中ではまだ整理がついていないので……。はい。選手たちにはこれから1年間ご苦労様という話をしますけども(報道の)みなさんも1年間ありがとうございました。